リフォームする上で知っておくべき10のコト「マンションリフォームできるできない」

マンションリフォームの注意点

営業マンチェック

実は、自由度はそんなに高くないと思っていた方がいい

マンションリフォームのご要望をいただくことがあります。現在お住いのマンションでのリフォーム、あるいは中古マンションをご購入して、スケルトン(躯体のみ)まで解体してからのリフォームなど様々です。

「マンションリフォームしたのだけれど、意外とハードルが高くて大変だった…」などという声を耳にすることがあります。自分の物件で自由にプランニングができるのがリフォームの醍醐味のはず。なぜ大変なのでしょうか?それは一体どういうことなのでしょうか?

マンションリフォームで注意しなければならないのは、管理組合による規約や法的な制限があることです。また、柱や梁の位置や開口部のサイズなど構造上の問題で希望の間取りやリフォームができない場合があるのです。

見積書

マンションリフォーム「できる・できない」

マンションには専有部分と共用部分があるのをお分かりになりますか?

専有部分…所有者が所有しているスペースのことを言います。一般的には玄関の内側から窓までの空間です。ただし、天井や床そして壁など建物の躯体部分は除きます。玄関ドアや窓枠、窓ガラスは専有部分には含まれません。

共用部分…専有部分以外の、建物の部分です。エントランスホール、廊下、エレベーターホールなどマンション住人が共用で使用する部分は、すべて管理組合が所有しているケースがほとんどでしょう。管理事務室や倉庫、集会室なども共用部に含まれます。

マンション管理組合には管理規約がありますので、この専有部分と共用部分をきちんと確認し、見極めてからリフォームの計画を立てなければなりません。例えば床工事の場合だと近隣への配慮あるように防音の基準値を設けている場合があります。また工事も勝手に行ってよいのではなく、事前の工事計画の届け出の期日(1ヶ月前など)や廃材の排出ルート、資材の搬入ルート、使用してよいエレベータ、使用してよい時間帯、工事の時間帯など基本的な規約があります。

スケルトン

このようになると自由度はかなり制限されてしまう…と感じる方もいらっしゃると思いますが、上記の制限を十分に理解した上で自由度の高いプランを作成することもリフォームの楽しみ・醍醐味でもあります。

間取りの変更、水周りの移動、キッチンのIH化、バリアフリー、床材の変更、玄関ドアや窓枠、ベランダの変更など専有部分のリフォームを行いたい場所についてはそれぞれ注意しなければならないところがありますので、プランナーや施工会社とのコミュニケーションが重要になってきます。

和室作り

ざっくりと言えば、専有部分でも、設備、内装、天井、配管の枝菅についてはリフォームの自由度が高く、ダクトやサッシ、バルコニー、パイプスペースなどはリフォームできないということになります。

例えば浴室の場合、リフォームする際に、落とし湯から追い炊きへ変更したい、というご要望をよくいただきますが、この場合配管を循環型のものにする必要があり、既存の配管穴に十分なスペースがないと追い炊きにできないケースがあります。またパイプスペースや室内を通るダクト配管を動かすことができないために、キッチンの位置を動かせないとか、エアコンの室外機を設置できないためにエアコンが取り付けできない部屋があったり、無理に工事してしまい勾配が十分に取れず排水に困ってしまうなど、マンションリフォームならではの注意する点があることをご理解ください。

その上で暮らしやすい快適なマンションリフォームを目指しましょう!